1級学科201009問43
問43: 贈与税の配偶者控除
正解: 3
贈与税の配偶者控除とは,婚姻期間が20年以上の夫婦の間で,居住用不動産または居住用不動産を取得するための金銭の贈与が行われた場合,基礎控除1,100千円のほかに最高20,000千円まで控除(配偶者控除)できるという特例であるが,店舗併用住宅の持分の贈与を受けた場合,居住用部分から優先的に贈与を受けたものとして,その特例の適用を受けることができる。
・贈与額: 20,900千円
= 店舗併用住宅である土地全体の相続税評価額: 40,000千円 × 1/2 + 現金: 900千円
・贈与税の配偶者控除: 16,000千円
= 店舗併用住宅である土地全体の相続税評価額: 40,000千円 × 住宅部分: 40%
・基礎控除: 1,100千円
基礎控除後の課税価格: 3,800千円
= 20,900千円 - 16,000千円 - 1,100千円
よって,正解は 3 となる。
関連問題:
« 一般的な固定利付債券への投資 | トップページ | 債券のリスクおよび格付け »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問18(2025.02.09)
- 3級学科202405問45(2025.02.17)
コメント