2級(AFP)実技201105問8
問8: 登記記録
正解: 3
現在のコンピューター化された登記所では、不動産ごとのデータが登記記録として管理され、登記事項証明書等の書面で出力される。登記記録は表題部と権利部に区分され、権利部の甲区には所有権に関する事項が、また、乙区には所有権以外の権利に関する事項が記載されている。(不動産登記規則第4条第4項)
よって、(ア) は 所有権。
建物の登記簿と土地の登記簿は本来別々に記録されるものであるが、マンション(区分所有建物)の場合は土地と建物が一体化処分されることから、建物登記簿の表題部に「敷地権の目的たる表示」が記載されている。(不動産登記規則第4条第3項)
よって、(イ) は 建物登記簿。
登記事項証明書等は、だれでも登記所において手数料を納付して交付を請求することができる。なお、登記事項証明書は、郵送による送付を請求することができる。(不動産登記法第119条、不動産登記規則第197条第6項)
よって、(ウ) は できる。
以上、すべての語句の組合せを満たす選択肢は 3 となる。
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