2級(AFP)実技201101問7
問7: 特定口座内で行った株式取引に係る明細
正解: 2
タックスアンサー ( No.1466 同一銘柄の株式等を2回以上にわたって購入している場合の取得費 ) より
「1 譲渡した株式等の取得費の概要
同一銘柄の株式等を2回以上にわたって購入し、その株式等の一部を譲渡した場合の取得費は、総平均法に準ずる方法によって求めた1単位当たりの価額を基に計算します。総平均法に準ずる方法とは、株式等をその種類及び銘柄の異なるごとに区分して、その種類等の同じものについて次の算式により計算する方法を言います。
(算式)
(A+B)÷(C+D)=1単位当たりの価額
A=株式等を最初に購入した時(その後既にその株式等を譲渡している場合には、直前の譲渡の時)の購入価額の総額
B=株式等を最初に購入した後(その後既にその株式等を譲渡している場合には、直前の譲渡の後)から今回の譲渡の時までの購入価額の総額
C=Aに係る株式等の総数
D=Bに係る株式等の総数」
設例の場合、
1株当たりの取得価額: 1,760円
= (1,900円 × 200株 + 1,590円 × 400株 + 1,840円 × 500株) / (200 + 400 + 500)株
よって、正解は 2 となる。
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関連問題:
譲渡所得の取得費の計算の基礎となる 1株当たりの取得価額
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