2級(AFP)実技201101問4
問4: 経済指標
正解:
(ア) 2
(イ) 7
(ウ) 1
「GDP(国内総生産)は、国内で新しく生み出された生産物やサービスの金額の総額で、国の経済の大きさを表わす指標の一つとして使われます。
データは内閣府が公表しています。」
よって、(ア) は 2. 内閣府。
『1.統計の目的
景気動向指数は、生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、 景気の現状把握及び将来予測に資するために作成された指標である。
景気動向指数には、コンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)がある。 CIは構成する指標の動きを合成することで景気変動の大きさやテンポ(量感)を、DIは構成する指標のうち、 改善している指標の割合を算出することで景気の各経済部門への波及の度合い(波及度)を測定することを主な目的とする。
従来、景気動向指数はDIを中心とした公表形態であったが、近年、 景気変動の大きさや量感を把握することがより重要になっていることから、 2008年4月値以降、CIを中心の公表形態に移行した。 しかし、DIも景気の波及度を把握するための重要な指標であることから、 参考指標として引き続き、作成・公表している。(~略~)
CIとDIには、それぞれ、景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3本の指数がある。 景気の現状把握に一致指数を利用し、先行指数は、一般的に、一致指数に数ヶ月先行することから、景気の動きを予測する目的で利用する。 遅行指数は、一般的に、一致指数に数ヶ月から半年程度遅行することから、事後的な確認に用いる。』
よって、(ウ) は 7. 景気動向指数(CI)。
経済産業省 ( 鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)>>統計の概要 ) より
鉱工業指数とは、「鉱工業製品を生産する国内の事業所における生産、出荷、在庫に係る諸活動、製造工業の設備の稼働状況、 各種設備の生産能力の動向、生産の先行き2ヶ月の予測の把握を行うもの。」で、経済産業省が公表している。
よって、(ウ) は 1. 経済産業省。
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