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2級学科201105問題55

問題55: 相続税の納税義務者
 
正解: 3
 
1. 不適切。公益法人等が遺贈により財産を取得した場合で、遺贈者の親族等の相続税の負担が不当に減少する結果となると認められた場合は、個人とみなされて相続税の納税義務者となる。
 
2. 不適切。相続により日本国内にある財産を取得した個人が、その財産を取得した時において日本国内に住所を有していない場合、その個人は相続税の制限納税義務者となる。
 
3. 適切。遺贈または死因贈与により財産を取得した個人は、相続税の納税義務者となる。
 
4. 不適切。被相続人からその生前に相続時精算課税制度の適用を受けて財産を贈与された個人は、特定納税義務者として、その被相続人から相続または遺贈により財産を取得していない場合でも、相続税の納税義務者となる。
 
 
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