2級(AFP)実技201101問14
問14: 損害保険の保険金の支払い対象となるもの
正解:
(ア) ○
(イ) ×
(ウ) ○
(エ) ×
(ア) 旅行傷害保険は、旅行の目的で自宅を出発してから自宅に帰着するまでに被った傷害を補償する。したがって、海外旅行から帰国し、空港から自宅へ帰る途中に駅の階段で転倒し、ケガを負った場合には、保険金の支払対象となる。(海外旅行傷害保険)
(イ) 対人賠償保険では、自動車事故によって他人を死傷させ法律上の損害賠償責任が生じた場合に、自動車損害賠償責任保険から支払われる金額を超える部分に対し保険金が支払われる。したがって、車庫入れを誘導していた父親に誤って車をぶつけ、負傷させた場合には、保険金の支払対象とはならない。(対人賠償保険)
(ウ) 個人賠償責任保険とは、他人の身体または財物に損害を与えた場合に生ずる法律上の賠償責任を負担する保険である。したがって、飼い犬が近所の子どもにかみつき、ケガをさせた場合には、保険金の支払対象となる。(個人賠償責任保険)
(エ) 普通傷害保険は、国内・国外を問わず、日常生活において発生した急激かつ偶然な外来の事故による傷害を補償の対象としている。したがって、ジョギング中に心臓発作を起こし、入院した場合には、保険金の支払対象とはならない。(普通傷害保険)
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