2級学科201101問題38
問題38: 消費税の納税義務者となる者
正解: 4
個人事業者の場合、消費税の課税事業者に該当するか否かを判定する基準期間とは、課税期間となる年の前々年であり、その年における課税売上高が10,000千円を超える場合に消費税の課税事業者となる。(ただし、消費税の免税事業者であっても「消費税課税事業者選択届出書」を提出している場合は、課税事業者となる)
1. Aさん……給与収入5,000千円と店舗用建物の貸付けによる収入8,000千円
課税売上高: 8,000千円
2. Bさん……小売業による収入3,000千円と居住用建物の貸付けによる収入9,000千円
課税売上高: 0円 (住宅の貸付は非課税取引)
3. Cさん……給与収入5,000千円と居住用建物の貸付けによる収入12,000千円
課税売上高: 0円
4. Dさん……小売業による収入3,000千円と店舗用建物の貸付けによる収入9,000千円
課税売上高: 12,000千円 = 3,000千円 + 9,000千円
以上より、課税売上高が10,000千円を超えるケースは、Dさんのみ。
よって、正解は 4 となる。
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