2級学科201101問題22
問題22: 外国為替の一般的な変動要因
正解: 3
1. 不適切。日本の物価がA国の物価に比べて上昇した場合、「購買力平価説」に基づけば、A国の通貨価値に対して、円安が進みやすくなる。
2. 不適切。日本の景気が持続的に回復し、ビジネスチャンスの広がりから日本に進出する外国企業が増加することは、円高が進む要因となる。
3. 適切。日本の市中金利が1%の時にA国の市中金利が3%であるとした場合、その後、日本の市中金利が上昇し、A国の市中金利が低下し、両国の金利差が縮小していく過程では、A国の通貨価値に対して、円高が進みやすくなる。
4. 不適切。日本の投資家によるA国通貨建て金融商品の購入が増加することは、A国の通貨価値に対して、円安が進む要因となる。
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