1級学科201009問2
問2: 各種係数を使用して求めたライフプランのシミュレーション
正解: 4
1) 適切。年利率4%で複利運用しながら,毎年500,000円を25年間受け取る場合,元金として7,811,050円が必要となる。
「年金現価係数」を用い,資金を取り崩していくための原資を求める。
500,000円 × 期間25年4%の年金現価係数: 15.6221= 7,811,050円
2) 適切。毎年一定額を,年利率4%で複利運用しながら積み立て,20年後に支払う10,000,000円を準備する場合,毎年の積立金額は336,000円となる。
「減債基金係数」を用い,準備資金の積立額を求める。
10,000,000円 × 期間20年4%の減債基金係数: 0.0336 = 336,000円
3) 適切。元金20,000,000円を,年利率4%で複利運用しながら毎年均等に取り崩して15年間にわたって受け取る場合,毎年の受取額は1,798,000円となる。
「資本回収係数」を用い,毎年の取り崩し額を求める。
20,000,000円 × 期間15年4%の資本回収係数: 0.0899 = 1,798,000円
4) 不適切。毎年1,000,000円を年利率4%で複利運用しながら積み立てた場合,10年後には12,006,100円となる。
「年金終価係数」を用い,積立額から将来の額を求める。
1,000,000円 × 期間10年4%の年金終価係数: 12.0061 = 12,006,100円
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