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2級学科201005問題60

問題60: 相続時精算課税制度


正解: 3


1. 適切。相続時精算課税制度の適用対象となる受贈者は、原則として、その贈与者の直系卑属のうち一定の年齢要件を満たした推定相続人に限られる。

2. 適切。相続時精算課税制度を選択するには、受贈者が、一定期間内に贈与税の申告書にその旨の届出書を添付して所轄税務署長に提出する必要がある。

3. 不適切。相続時精算課税は、受贈者である子それぞれが贈与者である父、母ごとに選択できる。したがって、父からの贈与について相続時精算課税制度を選択した場合でも、受贈者は母からの贈与についても相続時精算課税制度を選択できる。

4. 適切。相続税の課税価格の計算上、相続財産に加算する相続時精算課税制度の適用を受けた財産の評価額は、贈与時の価額である。


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関連問題:
相続時精算課税制度


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