2級学科201005問題20
問題20: 生命保険を活用した事業活動のリスク管理
正解: 3
1. 適切。長期平準定期保険は、経営者が死亡した場合に会社の資金繰りに支障が生じるリスクに備えた事業保障資金の財源として、活用することができる。
2. 適切。逓増定期保険は、経営者の生存退職慰労金の財源として活用できるが、保険期間満了時には、通常、満期保険金の支払いはない。
3. 不適切。総合福祉団体定期保険は、従業員等の弔慰金・死亡退職金等の準備として活用できるが、契約の締結に際しては、一般に、保険約款に基づく被保険者の告知および被保険者になることへの加入予定者の同意が必要である。
4. 適切。法人を契約者・保険金受取人、役員を被保険者とする生命保険契約について、役員勇退時に契約者を役員、保険金受取人を役員の遺族にそれぞれ変更し、生命保険契約に関する権利をその役員への生存(勇退)退職金の全部または一部とすることができる。
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