2級(AFP)実技201005問12
問12: 生命保険証券の読み取り
正解:
(ア) 3,905
(イ) 421
(ウ) 3
1. 安田健一さんが、38歳時点で交通事故により死亡(即死)した場合、保険会社から受け取れる死亡保険金の内訳は以下のとおりである。
<資料/保険証券1>より
終身保険: 300万円
定期保険特約: 3,000万円
特定疾病保障定期保険特約: 300万円※
傷害特約: 300万円
計: 3,900万円
※特定疾病保障保険(特約)においては、一般に、(それ以前に「特定疾病保険金」が支払われていない場合、) 特定疾病以外の原因で死亡・高度障害状態になった場合でも、死亡保険金 (高度障害保険金) が支払われる。
<資料/保険証券2>より
死亡給付金(ガン以外の原因による死亡): 5万円
計: 5万円
合計: 3,905万円
よって、(ア) は 3,905。
2. 安田健一さんが、38歳時点で初めてガン(悪性新生物)と診断され、30日間治療入院した場合(手術はしていない)、保険会社から受け取れる給付金等の内訳は以下のとおりである。
<資料/保険証券1>より
特定疾病保障定期保険特約: 300万円※
疾病入院特約: 13万円 = 5,000円 × (30日 - 4日)
成人病入院特約: 13万円 = 5,000円 × (30日 - 4日)
計: 326万円
※「特定疾病保険金」は、下記の「ガン診断給付金」と同様、ガンと初めて診断されたときに支払われる。
<資料/保険証券2>より
ガン診断給付金: 50万円
ガン入院給付金: 45万円 = 15,000円 × 30日
計: 95万円
合計: 421万円
よって、(イ) は 421。
3. 安田美智子さんが現時点で、趣味のバレーボールの練習中に骨折し14日間入院した場合(手術はしていない)、支払われる給付金の内訳は以下のとおりである。
< 資料 / 保険証券1 >より
災害入院特約: 3万円 = 5,000円 x (14日 - 4日) x 60%
※美智子さんは、健一さんの「妻」であるため、契約者本人の入院給付金の6割の日額となる。
よって、(ウ) は、3。
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