1級学科200909問31
問31: 圧縮記帳の特例
正解: 3
タックスアンサー(No.5651 特定資産を買い換えた場合の圧縮記帳)より
「3 圧縮限度額
圧縮限度額は、次の算式によって計算します。
(算式) 圧縮限度額=圧縮基礎取得価額×差益割合×80/100
(注)
1 圧縮基礎取得価額とは、買換資産の取得価額又は譲渡資産の譲渡対価の額のうちいずれか少ない金額をいいます。
2 差益割合={譲渡対価-(譲渡資産の帳簿価額+譲渡経費)}÷譲渡対価」
<譲渡した土地について>
・帳簿価額 35,000千円
・譲渡価額 100,000千円
<譲渡に要した費用>
・5,000千円
<買換え資産について>
・機械装置の取得価額 80,000千円
買換資産の取得価額: 80,000千円 < 譲渡資産の譲渡対価の額: 100,000千円
∴圧縮基礎取得価額: 80,000千円
差益割合 = {100,000千円-(35,000千円+5,000千円)} / 100,000千円」 = 0.6
圧縮限度額 = 80,000千円×0.6×80 / 100 = 38,400千円
よって、正解は 3 となる。
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