2級(AFP)実技201001問38
問38: 個人年金保険の税務
正解:
(ア) 1
(イ) 1
「据置期間満了後に受け取る年金は、(ア) となります。また、年金受取り開始から10年が経過する前に幸江さんが死亡すると、継続年金受取人である恭子さんが残存期間の年金を受け取ることになりますが、この場合には、残存期間の年金を受給する権利が相続税の対象となります。そして、その後に恭子さんが受け取る年金については、(イ) となります。」
タックスアンサー (No.1610 本人が受け取る個人年金)より
「個人年金には、個人年金保険、郵便年金などの保険形式のものと、個人年金信託、財形年金などの貯蓄形式のものがあります。
まず、保険形式の年金契約を結んだ場合で、その保険料の負担していた者が年金を受け取った場合です。
この年金は、公的年金等以外の雑所得になります。」
したがって、幸江さんが据置期間満了後に受け取る年金は、雑所得となる。
タックスアンサー (No.1615 遺族が受け取る個人年金)より
「1 保険形式の年金契約で、保険料を支払っていた保険契約者が受け取っていた年金を遺族が継続して受け取る場合
この年金は、遺族の公的年金等以外の雑所得として所得税の課税の対象になります。」
したがって、恭子さんが受け取る年金についても、雑所得となる。
よって、(ア) 、(イ) いずれについても、1. 雑所得として総合課税の対象 となる。
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