2級学科201001問題60
問題60: 生命保険を活用した相続税の納税資金対策等
正解: 4
1. 適切。(ア) のように契約者および被保険者をAさん、死亡保険金受取人を相続人である長男Bとする保険契約に基づき支払われる死亡保険金は、相続税の課税対象となるので、相続税に係る死亡保険金の非課税金額(500万円×法定相続人の数) の対象となる。
2. 適切。(ア) の保険契約は、Y社株式を相続する長男Bから長女Cへの代償分割に係る代償交付金の準備として活用することができる。
3. 適切。(イ) のように中小同族会社を契約者および死亡保険金の受取人、被保険者をその会社の社長とする保険契約は、Aさんの相続が発生して長男Bが取得するY社株式をY社が買い取るための資金の準備として、活用することができる。
4. 不適切。(イ) の保険契約に基づきY社が受け取った死亡保険金を、Aさんの死亡退職金としてAさんの相続人に支給した場合、その死亡退職金は、相続税に係る退職手当金の非課税金額 (500万円×法定相続人の数)の対象となる。
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