2級学科201001問題19
問題19: 家計のリスク管理と損害保険
正解: 4
1. 地震保険とは、地震・噴火・津波による火災・損壊・埋没・流失に備える保険である。したがって、地震で自宅が倒壊するリスクに備えて、地震保険を付帯して火災保険を契約したのは、適切といえる。
2. 車両保険とは、衝突・接触等により自動車に生じた損害を補償する保険であるが、その種類により補償範囲は異なっており、そのなかでも一般条件(オールリスク)は、当て逃げ・単独事故等もカバーするタイプとなっている。したがって、購入した新車が当て逃げ被害に遭うリスクに備えて、自動車保険の車両保険を一般条件で契約したのは、適切といえる。
3. 家族傷害保険においての被保険者は、本人、配偶者、本人または配偶者と生計を一にする同居の親族および別居の未婚の子である。したがって、同居し生計を共にしている高齢の親が自宅内で転倒し、ケガで入院するリスクに備えて、家族傷害保険を契約したのは、適切といえる。
4. 個人賠償責任保険とは、他人の身体または財物に損害を与えた場合に生ずる法律上の賠償責任を負担する保険であるが、他人からの借用物を毀損した場合の賠償責任は免責となっている。したがって、友人から借りたビデオカメラを海外旅行中に誤って壊してしまうリスクに備えて、個人賠償責任保険を契約したのは、不適切といえる。
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