1級学科200901問36
問36: 建物の区分所有等に関する法律
正解: 1
1) 適切。区分所有建物の賃借人等の占有者は,建物またはその敷地もしくは附属施設の使用方法につき,区分所有者が規約または集会の決議に基づいて負う義務と同一の義務を負わなければならない。
2) 不適切。建替え決議においては,区分所有者および議決権の各5分の4以上の賛成が必要となるが,規約で別段の定めをすることはできない。
3) 不適切。各区分所有者は,原則として,自己の判断において,滅失した自己の専有部分を復旧することができるが,建物の価格の2分の1を超える部分が滅失したときは,区分所有者および議決権の各4分の3以上の賛成により決議した場合にのみ,滅失した共用部分を復旧する旨の決議をすることができる。
4) 不適切。管理組合は,区分所有者および議決権の各4分の3以上の多数による決議等に基づく手続により,管理組合法人となることができる。
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