1級学科200901問12
問12: 個人年金保険料控除
正解: 1
個人年金保険料控除の対象となる個人年金保険契約とは、以下のいずれの条件をも満たすものである。
・年金の受取人は、保険料若しくは掛金の払込みをする者、又はその配偶者であり、かつ被保険者と同一人であること。
・保険料等は、年金の支払を受けるまでに10年以上の期間にわたって、定期に支払うこと。
・年金の支払は、年金受取人の年齢が原則として満60歳になってから支払うとされている10年以上の定期又は終身の年金であること。
1) 対象となる。「年金の受取人は、保険料若しくは掛金の払込みをする者であり、かつ被保険者と同一人である」、「保険料等は、年金の支払を受けるまでに10年以上の期間にわたって、定期に支払う」、「終身の年金である」といずれの条件をも満たしている。
2) 対象とはならない。「年金の受取人は、保険料若しくは掛金の払込みをする者であるが、被保険者と同一人ではない」
3) 対象とはならない。「保険料等は、一時払いとなっており、年金の支払を受けるまでに10年以上の期間にわたって、定期に支払うものではない」
4) 対象とはならない。「保険料等は、9年の期間にわたって定期に支払うものとなっており、年金の支払を受けるまでに10年以上の期間にわたって、定期に支払うものではない」
よって、個人年金保険料控除の対象となるのは、1 のみである。
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