2級学科200909問題14
問題14: 生命保険および個人年金保険に係る所得税・住民税
正解: 3
1. 正しい。高度障害保険金は、被保険者本人が受け取る場合だけでなく、被保険者の配偶者が受け取る場合も非課税である。(所得税法第9条、所得税法施行令第30条第1号、所得税基本通達9-20)
2. 正しい。被保険者が入院したことにより被保険者本人が受け取る入院給付金は、非課税である。(所得税法第9条)
3. 誤り。契約者(=保険料負担者)が夫、被保険者・年金受取人が妻である個人年金保険の場合、妻が毎年受け取る年金は、雑所得として所得税・住民税の課税対象となる。(所得税法第35条)
4. 正しい。運用期間が10年の一時払変額個人年金保険(10年確定年金)を契約から5年以内に解約した場合、金融類似商品として、その差益が20%の税率による源泉分離課税の対象となる。(所得税法第174条第1項第8号、租税特別措置法第41条の10)
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