2級学科200905問題27
問題27: 外貨建て債券等
正解: 3
1. 適切。国内の証券会社が一般顧客から保護預かりしている外貨建て債券は、他の国内資産と同様に投資者保護基金による保護の対象となる。
2. 適切。リバース・デュアル・カレンシー債とは、払込と償還の通貨が同じで、利払の通貨が異なる債券のことである。したがって、償還金が円貨建てであるリバース・デュアル・カレンシー債を発行時に購入し、償還まで保有しても、投資家はクーポン部分について円換算した場合の為替変動リスクを負うことになる。
3. 不適切。いわゆるソブリン債は、各国の政府や政府機関などが発行体であるが、それぞれの政治・経済情勢による信用リスク、いわゆるカントリーリスクに応じて、異なる格付けが付されている。
4. 適切。投資対象資産が米国国債である投資信託において、米国の市場金利の上昇は、債券価格の低下をもたらすので、一般にその投資信託の基準価額の下落要因となる。
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