2級学科200801問題9
問題9: 企業の資金調達
正解: 4
1. 適切。運転資金の調達計画においては、経常運転資金のほか、一時的な運転資金(例えば季節的な仕入れ増や売上減に伴うもの)も考慮に入れる必要がある。
2. 適切。設備投資においては、投資目的やその効果、投資時期のタイミング、さらには資金計画・償還財源などを検討する必要がある。
3. 適切。長期借入金の年間返済額が減価償却前の税引後当期利益以上の場合、企業の資金繰りを圧迫する要因となるおそれがある。
4. 不適切。受注先や販売先から取得した受取手形の割引・裏書譲渡を行うと、満期日までの利息に相当する額や手数料を金融機関から差し引かれるため、実際の受取金額は満期日まで手形を保有する場合に比べて少なくなってしまう。したがって、資金調達の一手法とはなっても、資金運用の一手法となるものではない。
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