2級(AFP)実技200909問18
問18: 相続税の課税価格の合計額と遺産に係る基礎控除額
正解: 3
課税価格の合計額: 10,900万円
相続により取得した財産の価額: 7,800万円
みなし相続財産の価額: 1,500万円
※二男は、5年前に被相続人から不動産を贈与により取得し、その贈与について相続時精算課税制度の適用を受けているので、課税価格の合計額にその贈与額を含める。その相続税評価額は、贈与時の評価額:2,000万円となる。
債務および葬式費用の額: 400万円
課税価格の合計額: 10,900万円 = 7,800万円 + 1,500万円 + 2,000万円 - 400万円
遺産に係る基礎控除額: 10,000万円
相続税法上の相続人については、配偶者、長男の代襲相続人である孫Aおよび孫B、二男、三男の計5人となる。したがって、相続税法上の遺産にかかる基礎控除額は、10,000万円 (5,000万円 + 1,000万円 × 法定相続人の数: 5人 ) となる。
上記の相続税の課税価格の合計額と遺産に係る基礎控除額の組み合わせを満たす選択肢は、3 となる。
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