1級実技200909問12
問12: 日本学生支援機構の奨学金
正解:
(ア) ×
(イ) ○
(ウ) ○
(ア) 誤り。日本学生支援機構の奨学金には、無利子の第一種奨学金と、有利子のきぼう21プラン奨学金(第二種奨学金)があり、第一種は、学種別・設置者・入学年度・通学形態別に、第二種は、本人が5種類の貸与月額から自由に選択できる。
(イ) 正しい。主たる生計維持者の失業・破産・勤務先の倒産、あるいは病気・死亡または火災、風水害等などの家計急変時には、緊急採用(無利息)および応急採用(利息付き)の制度があり、時期を問わず申し込むことができる。
(ウ) 正しい。奨学金の使い道は学校納付金のみに限定されていないため、住居費用、教科書代その他の学校関連費に充てることもできる。
その他詳細については、独立行政法人日本学生支援機構-JASSO(旧日本育英会)を参照のこと。
※200309問5 の焼き直し問題。注意すべきは、(ア) のような第一種奨学金と第二種奨学金との説明を入れ替えるトラップ。CFP合格後は、結構忘れてしまいがちなところを上手に突いています。(イ) は、問題ないとおもいますが、(ウ) は、少し迷うところです。あらためて日本学生支援機構のサイトを確認してみましたが、特に使途を限定する記述はないようです。(CFPの過去問をチェックしたところ、ライフプランニング・リタイアメントプランニングH16年度第2回問題8に日本学生支援機構の奨学金がとりあげられていました。おそらく、H16年4月に日本育英会の奨学金制度が日本学生支援機構にひきつがれたことによるものでしょう。H20年度第1回以降は、手元にないのでわかりませんが、CFPでもめったに出ない問題をいきなり出すところが、なかなかですね)
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