1級実技200409問4
問4: 特定口座
正解:
(ア) ×
(イ) ×
(ウ) ○
(エ) ○
(ア) 不適切。特定口座の「源泉徴収なし」を選択した場合は、証券会社が作成した年間取引報告書によって確定申告をおこなう。したがって、特定口座であげた利益は、配偶者控除や扶養控除などを判定する際の合計所得金額に算入されることになる。
(イ) 不適切。特定口座の「源泉徴収あり」を選択した場合、申告不要だが、1年間の譲渡損失の方が多ければ、確定申告をすることによって、翌年以降最長3年間の譲渡損失の繰越控除を受けることができる。
(ウ) 適切。従業員持ち株会で買い付けた株式は、持ち株会から引き出していわゆるタンス株券とした上で、希望すれば平成15年4月1日から平成16年12月31日までは特定口座に入れることができる。
(エ) 適切。緊急投資優遇措置(購入額1,000万円譲渡益非課税)を利用する場合、特定口座の「源泉徴収あり」での売却は適用不可だが、いったん一般口座へ移動して平成17年1月1日から平成19年12月31日までに売却すれば適用可能である。
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