1級実技200309問14
問14: 平成15年度改正の証券税制
正解:
(ア) 9
(イ) 1
(ウ) 2
(エ) 7
(オ) 6
「平成15年4月1日以後に支払を受ける一定の上場株式等の配当等について、源泉徴収税率を15%(本則20%)に軽減する特例を創設する。
平成15年4月1日以後5年間に支払を受ける上記の上場株式等の配当等に係る源泉徴収税率については、平成15年4月1日から同年12月31日までは10%、平成16年1月1日から平成20年3月31日までは7%の優遇税率を適用する。」
なお、平成16年1月1日から平成20年3月31日までは3%の住民税が課せられることになる。
よって、(ウ) は、2. 20、(ア) は、9. 10。(イ) は、1. 平成15年4月1日から平成20年3月31日。
「平成15年4月1日から平成16年12月31日までの間に限り、一定の要件の下で、源泉徴収口座又は簡易申告口座(源泉徴収口座以外の特定口座をいう。)に、自己が保管している上場株式等その他一定の上場株式等を、実際の取得日及び取得価額又はみなし取得日(平成13年9月30日)及びみなし取得価額(平成13年10月1日の価額の80%相当額)で受け入れることができることとする。」
よって、(エ) は、 7. 平成15年4月1日から平成16年12月31日、(オ) は、6. 80。
関連問題:
« 1級実技200303問19 | トップページ | 1級実技200409問4 »
はじめまして。
1級の試験に向けてこちらを毎日参考にさせていただいております!ありがとうございます。
ところで、最近は2003年の問題の解説が多いですが、協会では2007・2008の2回分しか出していません。2年分では心もとないので2級の実技をやっているのですが、もっと1級実技の過去問があればと思うのです。
入手方法をご存知でしたら教えていただけないでしょか。せっかく数年前の解説もされているので活用させていただきたく存じます。
よろしくお願いします。
投稿: aroma | 2009年8月29日 (土) 13:35
aroma様、はじめまして。
>もっと1級実技の過去問があればと思うのです。
http://kt01mk.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/cfpr62_176c.html
上記の一連のコメントでも書いておきましたが、個人的には、直近の過去問を重点的にやれば充分なのではないかというのが結論です。
>入手方法をご存知でしたら教えていただけないでしょか。
公式的には、指定教育機関による協会1級実技の通信教育を受講するしかないと思われます。でも、いまの試験のレベルからいって、問題を得るためだけに受講する価値があるかといえば疑問もあります。
協会としては、2年分で充分という判断があったのではないかとも推測されます。問題を吟味すればわかると思いますが、論述問題の題材が、2008年に突然変わった以外は、傾向はほぼ同様といえますし、60点で合格ですので、それほど恐れることはないかと。それに、他の方も2年分しかやれないわけですし、条件は同じです。
過去の2パターンの論述問題は、自分なりの文章にし、しっかり暗記しておいたほうがよさそうです。意外と配点が高いという噂もありますので。新しいパターンが出たらどうしようという心配もおありでしょうが、その場合対応できない人も続出するでしょうから、この場合も、やっぱり条件は同じです。
あと、2004~2003年のものについては、こんな問題があったのだなというくらいでよいと思いますよ。なぜなら、当時の古い法令や制度に基づく解答の解説なので、現在では、すでに誤りとなっている解答もあり、うっかり中途半端に取り組んでしまうと、かえって混乱を生むことになりかねないからです。
こんな感じでどうでしょうか?
投稿: kt01mk | 2009年8月29日 (土) 17:19
ご丁寧なお返事ありがとうございました。
以前のコメントも参考にさせていただき、直近の過去問を重点的に、試験に臨みたいと思います。
論述問題も自分の言葉にすることですね。納得いたしました。
今後ともこちらのブログにて勉強させていただきますのでよろしくお願いします。
投稿: aroma | 2009年8月29日 (土) 21:00