1級実技200303問9
問9: 退職一時金
正解:
(ア) 退職所得の受給に関する申告書
(イ) 22.0
(ウ) 10.8
(エ) 2,467.2
「退職手当等の支払の際に「退職所得の受給に関する申告書」を提出している人の場合は、退職手当等の支払者が所得税額を計算し、その退職手当等の支払の際、所得税の源泉徴収が行われるため、原則として確定申告は必要ありません。」
よって、(ア) は、退職所得の受給に関する申告書。
退職金: 2,500万円
勤続年数: 38年
設例では、勤続年数を37年1ヵ月としているが、退職所得における勤続年数は1年未満の端数を切り上げる。
退職所得控除額: 2,060万円 = (38年 - 20年) x 70万円 + 800万円
退職所得: 220万円 = (2,500万円 - 2,060万円) / 2
所得税: 22.0万円 = 220万円 x 10%
よって、(イ) は、22。
住民税: 10.8万円 = (220万円 x 10% -10万円) x (1 - 0.1)
よって、(ウ) は、10.8。
退職金手取り額: 2,467.2万円 = 2,500万円 - 22万円 - 10.8万円
よって、(エ) は、2,467.2。
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