2級(AFP)実技200905問10
問10: 生命保険証券の読み取り
正解:
(ア) 1,705
(イ) 416
(ウ) 3
米田和彦さんが現時点(35歳)で転落事故により死亡した場合に支払われる一時金と年金の内訳は以下のとおりである。
一時金: 1,705万円
< 資料 / 保険証券 1 >
・終身保険金額: 300万円
・定期保険特約保険金額: 1,000万円
・特定疾病保障定期保険特約保険金額: 300万円※
・傷害特約保険金額: 100万円
< 資料 / 保険証券 2 >
・死亡払戻金: 5万円
※特定疾病保障保険(特約)においては、一般に、(それ以前に「特定疾病保険金」が支払われていない場合、) 特定疾病以外の原因で死亡・高度障害状態になった場合でも、死亡保険金 (高度障害保険金) が支払われる。
年金: 1,000万円
・生活保障特約年金年額: 200万円
※生活保障特約の年金種類 5年確定年金
よって、(ア) は、1,705。
米田和彦さんが現時点(35歳)で、初めて胃ガン(悪性新生物)と診断され、28日間治療入院した場合(手術はしていない)、支払われる給付金等の内訳は以下のとおりである。
< 資料 / 保険証券 1 >
特定疾病保障定期保険特約保険金額: 300万円※
疾病入院特約: 12万円 = 5,000円 x (28日 - 4日)
成人病入院特約: 12万円 = 5,000円 x (28日 - 4日)
< 資料 / 保険証券 2 >
ガン診断給付金: 50万円
ガン入院給付金: 42万円 = 15,000円 x 28日
※「特定疾病保険金」は、「ガン診断給付金」と同様、ガンと初めて診断されたときに支払われる。
よって、(イ) は、416。
米田亜希子さんが現時点で、趣味のバレーボールの練習中に骨折し14日間入院した場合(手術はしていない)、支払われる給付金の内訳は以下のとおりである。
< 資料 / 保険証券 1 >
災害入院特約: 3万円 = 5,000円 x (14日 - 4日) x 60%
※亜希子さんは、和彦さんの「妻」であるため、契約者本人の入院給付金の6割の日額となる。
よって、(ウ) は、3。
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