2級学科200801問題45
問題45: 建築基準法または都市計画法上の規制
正解: 2
1. 適切。建築基準法には、全国の建築物を対象に適用される単体規定と、都市計画区域内および準都市計画区域内に適用される集団規定がある。単体規定とは個々の建築物が単体として具備していなければならない構造耐力、建築防火、建築衛生等に関する安全確保のための技術基準のことである。一方、集団規定とは建築物の集団である街や都市において要求される安全かつ合理的な土地利用、環境向上のための建築物の秩序を確保するための基準のことである。
2. 不適切。市街化区域とは既に市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域のことであり、市街化調整区域とは市街化を抑制すべき区域のことである。
3. 適切。開発許可を受けた開発区域内の土地においては、開発工事完了の公告があるまでの間は、原則として建築物を建築することができない。
4. 適切。市街化調整区域内で農業を営む者の居住の用に供する建築物の建築を目的として行う開発行為は、都道府県知事の許可は不要である。
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