2級(AFP)実技200801問16
問16: 確定申告書
正解: 2
1. 正しい。申告書内の欄(ア)にあてはまる数値は「145,000」である。
医療費控除: 145,000円
= 支払医療費: 355,000円 - 保険金などで補てんされる金額: 110,000円 - 100,000円※
※その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等5%の金額となるが、中尾太郎さんの場合、総所得金額が300万円であるので、10万円となる。
タックスアンサー (No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除))参照。
2. 誤り。申告書内の欄(イ)にあてはまる数値は「915,150」である。
社会保険料控除: 915,150円
= 国民健康保険: 582,510円 + 国民年金: 332,640円
社会保険料控除の額には、「健康保険、雇用保険、国民年金、厚生年金保険及び船員保険の保険料で被保険者として負担するもの」が含まれる。
タックスアンサー (No.1130 社会保険料控除) 参照。
3. 正しい。申告書内の欄(ウ)にあてはまる数値は「50,000」である。
生命保険料控除: 50,000円※
※年間の支払保険料の合計が10万円超の場合、控除額は5万円である。
タックスアンサー (No.1140 生命保険料控除) 参照。
4. 正しい。申告書内の欄(エ)にあてはまる数値は「380,000」である。
基礎控除は、納税者の合計所得金額にかかわらず、一律に適用され、その額は38万円である。
<< 問15 | 2級(AFP)実技の出題傾向(200801) | 問17 >>
« 2級学科200801問題5 | トップページ | 2級学科200801問題41 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202409問13(2024.09.09)
コメント