2級学科200805問題20
問題20: 生命保険についてのアドバイス
正解: 3
1. 不適切。「2人の子どもが独立するまでの責任の重い一定期間における大きな死亡保障を確保したい」というAさんの相談に対しては、割安な保険料で高額な保障が得られる定期保険に加入するのが最もよいとアドバイスするのが適切と考えられる。
2. 適切。特定疾病保障保険とは、ガンの場合は、初めて診断されたとき、また、脳卒中、急性心筋梗塞の場合は、所定の状態となった場合に「特定疾病保険金」が支払われる特約である。したがって、「自分がガン・脳卒中・急性心筋梗塞になった場合の高額な治療費に備えたい」というAさんの相談に対して、健康保険の高額療養費制度も考慮したうえで、特定疾病保障保険に加入するのがよいとアドバイスをしたのは適切と考えられる。
3. 適切。変額個人年金保険は、特別勘定で運用が行われ、運用実績に応じて年金額が変動する商品ではあるが、「余剰資金の一部を活用して、老後の生活費の備えを充実させたい」というAさんの相談に対して、年金原資額に最低保証のあるタイプの変額個人年金保険を活用することも一つの方法であるとアドバイスをしたのは適切と考えられる。
4. 適切。第1号被保険者については、介護や支援が必要となった原因を問わず、要介護者・要支援者に認定されるとサービスを受けられるが、第2号被保険者については、加齢に伴って生じる心身の変化に起因する一定の疾病(特定疾病)によって要介護状態・要支援状態になったときにサービスが受けられる。したがって、「自分が公的介護保険の第2号被保険者である間に、要介護状態になった場合に備えたい」というAさんの相談に対して、生命保険会社の介護保険に加入するのがよいとアドバイスをしたのは適切と考えられる。
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