2級(AFP)実技200809問39
問39: 65歳から遺族に支給される年金の組み合わせ
正解: 2
老齢厚生年金、遺族厚生年金ともに受給権がある場合、「老齢厚生年金」、「遺族厚生年金」、「老齢厚生年金 × 1/2 + 遺族厚生年金 × 2/3」 のうち、いずれか多い額を支給する。実際には、自身の老齢厚生年金を全額支給し、その差額を遺族厚生年金として支給する仕組みとなっている。
百合子さんの場合をみてみると、
老齢厚生年金: 30万円 = 月2.5万円 × 12ヵ月
遺族厚生年金: 96万円 = 月8万円 × 12ヵ月
老齢厚生年金 × 1/2 + 遺族厚生年金 × 2/3 : 79万円 = 30万円 × 1/2 + 96万円 × 2/3
となり、遺族厚生年金の額が最も多いので、以下の組合せで支給することになる。
老齢厚生年金: 30万円
遺族厚生年金: 66万円 = 96万円 - 30万円
よって、「老齢厚生年金と遺族厚生年金の組合せ」である 2 が正解となる。
厚生労働省 ( 遺族年金の見直し PDF:42.9KB ) 参照
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関連問題:
65歳以後支給される老齢年金と遺族厚生年金の合計額
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