Staier:Sonate f-moll K 69
前の記事で触れたAndreas StaierによるDomenico Scarlatti集。このCDを初めて聴いたとき、ちょっとびっくりしました。実にアグレッシブというのか...ギラギラとした演奏に聴こえるのですね。あれっ"Scarlatti"ってこんな音楽だったっけ。このCDを聴くときは気力体力を充分に整えてからのほうがよさそうです。聴き終わるとへとへとに疲れてしまいます。最後の"K 427"のアクロバティックな速弾きには目が覚めることうけあい。
でも...よくよく聴いてみると、単にバリバリと弾きすすんでいるだけではないことに気がつきます。短調の曲についてはとりわけ細やかな息づかいが感じられます。収録曲のなかで個人的に好きなのは"K 116"、"K 246"など。特に"K 247"では「憂い」、"K 69"では「翳り」が味わい深く表現されているように感じました。
※ココで全曲の試聴が可能です。
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