気休めマーケット
私の職場も異動があり、転入者よりも転出者のほうが多くなりました。つまり人員削減となったわけですね。
その貴重な転入職員のデスクをふとみると、タバコのフィルターのパッケージが数箱おいてありました。これは前から疑問を感じていたことなんですが...フィルターって実際のところ効果あるのでしょうか。フィルターをつけて吸ってる人って、はたからみてると、こころなしか強く吸ってるようにみえるんですね。
新聞の記事で読んだんですけど、喫煙者はフィルターをつけて吸っても体内のニコチン濃度がつけてないときの濃度と同じにならないと満足しないそうで。かえって強く吸うぶん多少摂取量がつけてないときより多くなるとか。もちろん、フィルターをつけたうえで、吸い方も弱くすれば効果があるんでしょうけど...あまり、そんな方はみたことはないですね。
特に分煙がひろまり、喫煙ルームなど、密閉され隔離された場所では、煙草の先端からの煙はフィルターをとおしてるわけではないので、本人もおのずとその煙も吸うことになってしまい、フィルターの効果はほとんどなくなるんじゃないでしょうか。
世の中にはそれ自体には大きな効果があっても、実際には効果のある利用がされていない製品群があるようにおもえます。本人もうすうす感じてはいても...なぜか成立している市場。これは「気休めマーケット」とでも名付けるべきなのかもしれません。
« 10年以上前のデジカメをMacで使う。:その4 | トップページ | 10年以上前のデジカメをMacで使う。:その5 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 3級学科202401問49(2025.02.07)
- 2級(AFP)実技202501問38(2025.01.31)
« 10年以上前のデジカメをMacで使う。:その4 | トップページ | 10年以上前のデジカメをMacで使う。:その5 »
コメント