支払った保険料が戻ってくる保険って?:その4
こんなことを言うと身もフタもないようですが...
加入して3ヶ月後、1週間入院したと仮定します。手術給付金の対象とならないケースであれば、それまで支払った保険料は入院給付金以上の額となります。
月払保険料:13,595円*3ヶ月=40,785円
40,785円/5,000円=8.157日=約8日
加入して1年後、1ヵ月入院したと仮定します。同様に手術給付金の対象とならないケースであれば、それまで支払った保険料は入院給付金以上の額となります。
月払保険料:13,595円*12ヶ月=163,140円
163,140円/5,000円=32.628日=約32日
もちろん、入院事故の発生が加入直後であれば、この種の保険は有利でしょう。なぜなら資金の要求に積立が追いついていないからです。しかし、給付額が時に数千万〜億単位となる生命保険や火災保険と比較し、少額の給付となることの多い医療保険の場合は、入院の発生が後になればなるほど貯蓄でまかなえる可能性がだんだん高くなるわけです。
特に、この商品の場合は保険料が割高なので掛捨て型より積み立てのペースは早くなります。自分で積み立てておけば「自家保険」ということになるわけですね。
その1から読む... その5につづく...
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