支払った保険料が戻ってくる保険って?:その3
保障内容:
金融商品としては魅力がないとはいうが、本来は保障がメインなはず、そちらのほうはどうなのかという反論も予想されます。しかし、こちらも辛い評価を下さざるを得ません。それはなぜでしょうか。以下の文章をよく読んでください。
《ご注意ください》右記の場合は受取総額が払込保険料相当額を下回ります。・契約当初を除いて保険期間中に死亡された場合。・保険期間中に減額・解約された場合。
まったく入院しなかった場合を想定してみましょう。死亡保険金は50万円となっていますので、払い込み保険料総額が50万円を上回った時点以降に死亡すれば赤字となってしまうことがわかります。
死亡保険金:500,000円/月払保険料:13,595円=約36.8ヵ月=約3年
つまり、元がとれるケースとしては、まず、「加入後3年以内の死亡」がかんがえられます。3年以上生存するつもりなら...66歳の満期までは「絶対」に死亡することはできず、また、生活が苦しくなったからといって、減額・解約などもできないというわけです。
結論:
やはり、月払・掛け捨ての保険のほうが合理的と思われます。なぜなら、死亡した時点で契約は終了し、それ以後は保険料を払わずともよく、無駄がないからです。
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