10年以上前のデジカメをMacで使う。:その1
前の記事で「現在のマシンの性能を限界まで引き出すまで買い控えをする」などと威勢のいいことをいってしまったので、今回ちょっと実験をしてみることにしました。
実は昔から気になっていたことがありました。それは約12年近く前に買ったデジカメのことです。その名はQV-10A。このカメラに画像がまだ残っていたのです。ここらへんできちんと転送しておかねばと決意しました。この機種にはもともとメモリカードスロットがありません。専用のケーブルと専用の転送ソフトをつかう必要があり、手間がかかることと、それが緊急性を要する画像でもなかったということもあり、5年以上前の画像がカメラ本体に保存されたままとなっていたのです。
この専用ケーブルはPCと"RS232C"で接続する必要があります。ところが、現役のPCで「この端子」がついてる機種がないのです。かといって古いPCを引っ張りだすのも面倒。そこで、USBからRS232Cへの変換に「あるアダプタ」を使うことにしました。これはUSBドックミニというもので、USBハブにRS232Cとプリンタポートがついています。(もともとは、プリンタポートのついていないPCG-SRX3をUSBがついていないBJC-35vにつなぐのに購入したものです)
専用の転送ソフトはWindows3.1対応。PCG-SRX3もまだ動きますが、液晶表示がだいぶ前からにじんできたこともあり、現在のメインマシンiBookG4で実験することに。久しぶりに"Virtual PC 6"(以後Vpc6)の登場です。実はこのソフト、Tigerでは動作が保証されていません。このiBookは、もともとPantherからTigerにバージョンアップしたもので、パーティーションを切り、PantherとTigerを両方起動できるようにしてあります。Pantherで再起動し直すのも面倒なので、ふだん使っているTigerのまま、Vpc6を起動することにしました。ゲストOSは"Windows2000"(以後Win2k)。起動後、まず、USBドックミニとiBookのUSBPort間をケーブルでつなぎました。するとWin2k側でドライバを要求されますので、もうひとつのiBookのUSBPortに外付けハードディスクをつなぎ、ドライバと転送ソフトをWin2k側に転送、まずUSBドックミニを認識させました。さらにそのRS232Cに専用ケーブル、さらにQV-10Aへとつなぎ、その本体をスイッチオン。転送ソフトを起動。接続テストを行うとあっさりQV-10Aを認識しました。画像の転送、独自のCAM形式からJPEGへの変換、Win2kから外付けハードディスクへの転送も無事終了。拍子抜けでした。
考えてみると、新しいソフトも機材も全く使っていません。これも一種のリサイクルかもしれませんね。なお、偽装はありませんので念のため。
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こんにちは、遊びにきました。
私がQVのファイルをJPEGにしないで放ったらかしている理由は、正にそこです(^_^;)。
既にこの世の中には、不必要に高SPECの製品が蔓延していますが、その辺を見極めた使い方の出来る人が、もっと増えるといいですね。(といいつつ、新製品への物欲も断ち難いのですが・・・)
投稿: RadioSioz | 2008年1月29日 (火) 01:09
訪問&書き込みありがとうございます。
私も似たようなモノを使っております。
シリアルポートをUSBに変換するmini-iDockです。
NewtonやPalmをMacに繋ぐ為に使っていたんですが
接続キットがmini-iDockを認識しなくて結局Performerに
繋げ吸い上げました(笑)
7月9日の日記に書いてあります〜。
壊れちゃったのかな、、、iDock。
相性のせいだと思いたいw
投稿: POWERS | 2008年7月24日 (木) 22:38